独りの正教徒が感じたこと

迷える子羊達へ

人と社会と国との関係を考える(4)

国連について

イスラエルハマスの攻撃に対抗する形でパレスチナ自治区ガザに軍事侵攻し、2万人近い民間人(多くの子どもを含む)が殺されました。100人以上の国連職員も巻き込まれ、殺されました。

なぜ、こんな事が起きたのかを考えます。

元々の原因がイギリスにあるという人もいますが、具体的な問題点を挙げます。

 

(1) 国連は、イスラエルパレスチナを国家として認めさせることができなかった。(国連は、パレスチナイスラエルに認めさせる努力をしなかった)

(2) 国連は、イスラエルパレスチナが対話し信頼関係を築く機会を作る努力をしなかった。

(3) 国連は、湾岸戦争などアメリカの中東政策を容認し、パレスチナ問題もアメリカの意向に従って、見て見ぬふりをしてきた。

ウクライナ戦争にしても、アメリカ大統領が代わると、国連は態度を一変させました。

今、国連はまったく機能していません。

来年、トランプ大統領が、再度、誕生した場合、国連の正当性や社会的信用が消滅する危険性があると思います。

以上