独りの正教徒が感じたこと

迷える子羊達へ

人と社会と国との関係を考える(4)

国連について

イスラエルハマスの攻撃に対抗する形でパレスチナ自治区ガザに軍事侵攻し、2万人近い民間人(多くの子どもを含む)が殺されました。100人以上の国連職員も巻き込まれ、殺されました。

なぜ、こんな事が起きたのかを考えます。

元々の原因がイギリスにあるという人もいますが、具体的な問題点を挙げます。

 

(1) 国連は、イスラエルパレスチナを国家として認めさせることができなかった。(国連は、パレスチナイスラエルに認めさせる努力をしなかった)

(2) 国連は、イスラエルパレスチナが対話し信頼関係を築く機会を作る努力をしなかった。

(3) 国連は、湾岸戦争などアメリカの中東政策を容認し、パレスチナ問題もアメリカの意向に従って、見て見ぬふりをしてきた。

ウクライナ戦争にしても、アメリカ大統領が代わると、国連は態度を一変させました。

今、国連はまったく機能していません。

来年、トランプ大統領が、再度、誕生した場合、国連の正当性や社会的信用が消滅する危険性があると思います。

以上

人と社会と国との関係を考える(2-3)

ロシアは、ウクライナ戦争を継続していて、来年のアメリカ大統領選挙に望みを抱いているように見えます。

ロシアは、アメリカ、ヨーロッパ諸国及び日本との経済的関係、政治的関係、人的交流を絶ち、中国、北朝鮮、イランとの関係を強化しています。

ウクライナ戦争の長期化は、世界経済に大打撃を与えていて、来年のアメリカ大統領選挙でトランプ氏が再選された場合の世界の変化(混乱)は、常識を超える危機的状況になると思います。

先日、風見鶏の鈴木宗男氏がロシアを電撃訪問し、ロシアに媚を売って、日本維新の会から除名されました。ウクライナを全面的に支援する日本政府は、トランプ氏再選後、ロシアにどう対応するのでしょうか。

日本の正教会は、ロシア正教会傘下の自治教会であり、以前(10年位前)、アメリカ正教会の神父(白人)がロシア正教会からの独立を求めて頑張っていた記憶があります。

トランプ大統領が再度誕生した場合、ロシア正教ウクライナ正教とは和解できるレベルにあるのか心配しています。

とにかく、1日でも早く平和な社会が戻って来ることを期待しています。

ウクライナ戦争は、宗教の対立(ロシア正教ウクライナ正教)であると言う人がいますが、アメリカ大統領が代わると、戦争が起きたり終わったりしています。トランプもバイデンも正教会とは一切関係ありません。

ウクライナ戦争の原因は、東西冷戦時代から続くアメリカ政府のロシア政府に対する政治的敵意であると思います。

私は、間違っていますか。

人と社会と国との関係を考える(3-3)

アメリカは、共和党トランプ大統領から民主党のバイデン大統領に代わり3年が経過し、来年2024年11月に大統領選挙が行われます。

トランプ大統領の時代は、ロシアのクリミア半島統合を認め、それに反対するウクライナに対して国連は制裁を行いました。

バイデン大統領の時代になって、ウクライナ戦争が始まり、戦争の終結のめどがたたないどころか、多くの国を巻き込み、さらに戦争が激化しています。

伝染病(コロナ)とウクライナ戦争とパレスチナ紛争で、世界中の経済がダメージを受けています。

今の状況では、来年の大統領選挙でバイデン大統領が勝利するのは難しいと思います。

来年、トランプ大統領が返り咲いた場合、国連は再びウクライナに対して制裁を行い、アメリカの支援のないウクライナ政府は、アフガニスタンの暫定政府や南ベトナム政府のような末路をたどるのではないでしょうか。

もっと恐ろしいのは、アメリカによる北朝鮮への軍事制裁による強いアメリカの実現をトランプ大統領が掲げる可能性がある点です。前回、イスラエルの借りを返す気満々でしたから。

私は間違っていますか。

人と社会と国との関係を考える(1-3)

韓国は、文大統領から元検察官である尹大統領に代わり、韓国は政治的イデオロギーと縁を切り、政治的な南北統一を諦らめているように見えます。反日から親日(反日では、らちがあかない現実派か?)に代わりました。

北朝鮮は、ウクライナ戦争においてイランに匹敵するほどの軍事協力をロシアに行っています。ウクライナ+アメリカ(+ヨーロッパ)、対、ロシア+イラン+北朝鮮という軍事協力体制がはっきりしてきました。

アメリカ政府が、北朝鮮を決定的な存在(攻撃対象)として認識した場合、朝鮮半島での有事(ハマスイスラエルに行ったような計画的なテロ)が発生する可能性があると思います。

前回の朝鮮戦争は、北朝鮮のウラン鉱脈をロシアと中国が死守する展開(壮絶な殺戮)が行われました。

もし、今回、新たに朝鮮戦争が起こることを想定した場合、広島や長崎に原子爆弾を投下したアメリカ政府が北朝鮮と対峙し、韓国と北朝鮮が戦争を開始するといったシナリオより、北朝鮮の韓国への侵略を阻止する目的で、アメリカ軍を予め韓国(特に38度線の韓国側)に投入し、日本政府及び日本軍が北朝鮮と対峙するという戦略の方が政治的解決に幅を持たせることができ、早期に北朝鮮を政治的、及び軍事的に無力化させる可能性が生まれます。なぜなら、韓国も北朝鮮もお互い戦争をしたくないと思っていると私は信じているからです。

日本が国連の場で、北朝鮮の非武装化民主化を主張し、新たな「朝鮮民主主義人民共和国」を構築すべきです。(北朝鮮という国を潰すのではなく再構築するのです)

なぜなら、ウクライナ戦争やベトナム戦争のような展開は、誰も望んでいません。

私は、間違っていますか?

 

 

生命(霊)を尽く聖なるものにするキリストについて(その2)

キリストは、私達の生命(霊)の存在について、はっきり説明しています。
私自身、自分の生命(霊)の在り方についての理解は、私の生き方、生活における方向性、物事の判断基準に大きく影響しています。
私は、私自身それほど正しい人間とは思っていないし、ヘマやドジなまねをしないわけでなく、平穏な生活を送りたいと思っているだけの人間ですが、できたら少しでも有意義に過ごしたいと思ってもいます。
新型コロナウイルス感染症が猛威をふるっている状態で東京オリンピックの開催がほぼ決まりました。
新型コロナウイルス感染症によって破壊された日常や日本経済が、東京オリンピックの開催を起爆剤として早期に修復されることを願うばかりです。

東京オリンピック以降の日本経済や私達の日常生活が元通りになることを強く希望します。

今(2020年12月)が一番辛い時かもしれませんが、諦めずに前向きに、強い気持ちで頑張りたいと思います。

イエス・キリストを仰ぎ見る生き方は、未来志向の生き方であると私は思っています。
イエス・キリストの価値観は、私達とかけ離れたものですが、自分の小さな価値観や思いを清算してくれるものとして私は受け止めています。

以上

生命(霊)を尽く聖なるものにするキリストについて(その1)

新型コロナウイルス感染の第三波がすぐ目前に迫っている。
今でも、1日約3000人が新規感染し、1日約50が死亡し、医療機関が逼迫している。

第三波に巻き込まれない対策と用心をして生活をしている中で、私自身、間違っていると思うことがあります。
第三波が過ぎ去った後に、普通の生活に戻って行くと思うのですが、多くの後遺症に苦しむ人々に対し無関心である自分を想像してしまいます。
特に感染症の場合、支援の難しさを多くの人が感じることであり、個人の不注意や無用心を指摘する風潮があり得ると思います。
そこに自分自身の身勝手な思いや価値のない軽薄な正義感を想像してしまい、自分の誤った思いに寂しい気持ちになってしまいます。

死から復活したイエス・キリストは、「信じる者は尽く聖なり」とはっきり言いました。
全ての人が救済の対象であるとはっきり言い切った神の独り子イエス・キリストの姿が、とても頼もしく思えてます。
イエス・キリストを信じる気持ちや感謝する気持ちこそ、自分自身を取り戻す唯一の方法であると、私は思います。
自分の気持ちや心を清算し、常に清い、聖なるものとして維持することは、とても大切なことであると思います。
以上

人と社会と国との関係について(2-2)

ロシアについて
日本の首相が菅さんに代わりましたが、ロシアとの関係は、今後も膠着状態のまま推移していくのでしょうか。
旧ソ連内の民族紛争やウクライナ問題がボディブローようにロシアの政治に影響を与えていると思います。
先日、ナゴルノカラバフ紛争の停戦の仲裁をロシアが行ないましたが、アルメニアの人達には納得できないものだったのではないでしょうか。
只々、戦争の拡大や継続を多くの人達が嫌った結果ではないでしょうか。
ここでも新型コロナウイルスの感染が、影響しているように思えます。
ロシアを含め多くの国は、今、新型コロナウイルス対策が最優先になっていて、強力な外交政策を行う雰囲気にないことが分かります。
このような状況下でアゼルバイジャンアルメニアに紛争を仕掛け、全てを優位に進めました。
日本とロシアの政治的関係は、近いようで遠く、遠いようで近い関係に見え、共通の政治認識が希薄であることが分かります。
日本とロシアが政治的な関係を強化することの難しさを私達は認識して今後のことを考えるべきではないでしょうか。

以上