独りの正教徒が感じたこと

迷える子羊達へ

人と社会と国との関係について(2-2)

ロシアについて
日本の首相が菅さんに代わりましたが、ロシアとの関係は、今後も膠着状態のまま推移していくのでしょうか。
旧ソ連内の民族紛争やウクライナ問題がボディブローようにロシアの政治に影響を与えていると思います。
先日、ナゴルノカラバフ紛争の停戦の仲裁をロシアが行ないましたが、アルメニアの人達には納得できないものだったのではないでしょうか。
只々、戦争の拡大や継続を多くの人達が嫌った結果ではないでしょうか。
ここでも新型コロナウイルスの感染が、影響しているように思えます。
ロシアを含め多くの国は、今、新型コロナウイルス対策が最優先になっていて、強力な外交政策を行う雰囲気にないことが分かります。
このような状況下でアゼルバイジャンアルメニアに紛争を仕掛け、全てを優位に進めました。
日本とロシアの政治的関係は、近いようで遠く、遠いようで近い関係に見え、共通の政治認識が希薄であることが分かります。
日本とロシアが政治的な関係を強化することの難しさを私達は認識して今後のことを考えるべきではないでしょうか。

以上