独りの正教徒が感じたこと

迷える子羊達へ

生命(霊)を尽く聖なるものにするキリストについて(その1)

新型コロナウイルス感染の第三波がすぐ目前に迫っている。
今でも、1日約3000人が新規感染し、1日約50が死亡し、医療機関が逼迫している。

第三波に巻き込まれない対策と用心をして生活をしている中で、私自身、間違っていると思うことがあります。
第三波が過ぎ去った後に、普通の生活に戻って行くと思うのですが、多くの後遺症に苦しむ人々に対し無関心である自分を想像してしまいます。
特に感染症の場合、支援の難しさを多くの人が感じることであり、個人の不注意や無用心を指摘する風潮があり得ると思います。
そこに自分自身の身勝手な思いや価値のない軽薄な正義感を想像してしまい、自分の誤った思いに寂しい気持ちになってしまいます。

死から復活したイエス・キリストは、「信じる者は尽く聖なり」とはっきり言いました。
全ての人が救済の対象であるとはっきり言い切った神の独り子イエス・キリストの姿が、とても頼もしく思えてます。
イエス・キリストを信じる気持ちや感謝する気持ちこそ、自分自身を取り戻す唯一の方法であると、私は思います。
自分の気持ちや心を清算し、常に清い、聖なるものとして維持することは、とても大切なことであると思います。
以上