独りの正教徒が感じたこと

迷える子羊達へ

私の知っているイエス・キリスト(⑤死と復活:(2)イエスの教え「主の祈り」)

イエス・キリストは、イエスを信仰する人々に、神に祈る言葉を教えました。
その祈りのおもな内容は、この世において、主イエスを中心とし、そして、主のご加護を受けた平和な生活が送れますように願うこと、主イエスに罪の赦しを求めること、そして、神を賛美することの3点です。
「死んで三日目に復活する」と公言していたイエスが、日々の生活の中で祈る言葉として教えた言葉の中に「死からの復活を願う」祈りの言葉は一切ありません。
エスは、人々に、滅びない生命(霊)の存在を示して希望を与えたましたが、「復活する生命(霊)」を求めよとは一言も言っていません。
三日目に復活したイエス・キリストは、「信じる者は、ことごとくすべて聖なり」(主イエスを神の独り子であると信じて罪の赦しを求めるものは、ことごとく生命(霊)の復活に預かります)と言っています。
すなわち、イエスの教えた祈りの内容は、「復活する生命(霊)」を得る必要十分条件であり、この祈りを日々行う人達は、主イエスによってことごとく生命(霊)の復活に預かると解釈できると思います。
「私を信じるものは、死んでも生きる」と主イエスは、はっきり言っています。

「主の祈り」の言葉は、天国の門の扉をたたくために神の独り子イエスが私達に与えた贈り物だと思います。

「死と復活」を考える時、キリスト教徒にとって最も大切にしなければならない言葉(祈り)は、この神からの贈り物です。

以上